加盟店向けイベント「メルペイパートナーサロン」を開催

〜メルペイ営業責任者による消費増税前後のキャッシュレス利用動向に関する解説や、「メルペイ」加盟店による消費増税前後/「メルペイ」導入前後の変化について発表〜

株式会社メルペイは、11月20日(水)に東京オフィスにて「メルペイ」の加盟店向けに「メルペイパートナーサロン」を開催しました。

10月1日からの消費税率引き上げに伴う、キャッシュレス・消費者還元事業でのポイント還元が開始されましたが、毎日新聞が発表した調査によると、総計約20%の方が「還元制度をきっかけに利用を始めた(7%)」「還元制度をきっかけに利用を検討している(13%)」と回答しており、キャッシュレス決済の利用加速と関心の高まりがうかがえます。
※:毎日新聞調査(https://mainichi.jp/articles/20191027/k00/00m/040/164000c

このような状況のなか、メルペイでは、「メルペイ」を導入済の加盟店、および導入検討中の事業者を対象に、消費税率引き上げ前後のキャッシュレス利用の動向や、店舗(加盟店)における「メルペイ」導入の効果などについて、ご理解を深めていただくべく、本イベントを開催いたしました。

最初に登壇した株式会社メルペイ執行役員VP of Sales & Business Development 金 高恩からは、「消費税率引き上げ前後のキャッシュレス利用の動向およびメルペイの利用状況」として、「メルペイ」加盟店に行ったアンケートを元に、中小規模の加盟店では、増税後、約6割の加盟店でキャッシュレス比率が上昇し、キャッシュレス・消費者還元事業対象の「メルペイ」加盟店では、1日平均決済金額、決済回数ともに約1.6倍に拡大していると説明いたしました。また、「メルペイ」の特長として「若年層の利用率が高く、他のスマホ決済事業者と異なり、女性の利用が過半で約6割である」と語り、「メルペイ」を導入いただくことでの加盟店のメリットについて強調しました。
※:キャッシュレス・消費者還元事業に参加している、メルペイの「コード決済」加盟店が対象

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次に、「メルペイ」の加盟店である「VISION aoyama」江草美忠様、「Princess MINIMO(プリンセス ミニモ)」西川博美様、「Live&Bar 茶茶茶」吉村良子様に「キャッシュレス・消費者還元事業の効果と利用状況」をテーマに、パネルディスカッションで議論いただきました。

消費税率の引き上げに伴う店舗での売上の状況や、「メルペイ」の利用状況に対して、「駆け込み消費は無く、増税後にスマホ決済を利用される方が増えた」「店頭のPOPを見て、メルペイ使えるなら使おうかなという方がいらっしゃった」とお話しいただくなど、事業者からみた消費税率引き上げに伴う効果についてお話いただきました。

総じて、キャッシュレス決済の利用が増えている傾向というお話でしたが、まだ店頭で店員が登録から利用までを教えながら決済することもあるということで、利用者もこれからという現状が明らかになりました。

メルペイパートナーサロンの後半は、オフラインの加盟店を代表して体にフィットするビーズソファ「Yogibo」の総代理店である株式会社ウェブシャークマーケティンググループ営業開発チームサブリーダー石原健宏様と、オンラインの加盟店を代表してコスメ通販サイト「NOIN」を運営するノイン株式会社取締役COO千葉久義様に登壇いただきました。

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株式会社ウェブシャーク は、「Yogibo販売店舗でのキャッシュレス・メルペイ利用状況」をテーマに、店頭での「メルペイ」の周知状況やYogibo全体でのキャッシュレス利用の比率についてデータを元にお話いただきました。「増税により、全体では9月の駆け込み消費がかなりあったが、「メルペイ」の利用は9月よりも10月が増えた」と、実際にQR決済の比率が9月よりも10月が伸びているというデータを示していただきました。また、路面店の青山店では、平均単価が2万円を超えていることもお示しいただき、「メルカリ」の売上金を使った単価の高い利用についてもご紹介いただきました。

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ノイン株式会社取締役 COO 千葉久義様からは、「ECサイトでのメルペイ利用とその効果」をテーマに、「メルペイ」を導入したきっかけとして、若年層が多い自社ユーザーは、「メルカリ・メルペイ」との相性が良いと考察していたこと、そして実際に「メルペイ」導入後、「後払い」や「コンビニ払い」だったユーザーが「メルペイ」決済に置き換わったことや、今まで「NOIN」を利用していなかった新規ユーザーまでも流入してきたことをお話いただきました。現在の「NOIN」における全決済手段の中での「メルペイ」の比率は12%と、キャリア決済と同等の割合(時期によってはそれ以上)を占め、平均決済金額が最も高く、カートあたりの平均決済金額が、他決済手段より20%程高いという「メルペイ」ユーザーの特徴についてもお話しいただきました。

株式会社メルペイは、今後も引き続き多くの事業者のキャッシュレス決済の導入支援を行い、日本のキャッシュレスの普及促進に貢献してまいります。

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